表側矯正
矯正で改善!あまり知られていない口ゴボを引っ込める方法
- 2025年1月・2月 定休日のお知らせ - 2024年10月30日
- 2024年10月・11月・12月 定休日のお知らせ - 2024年10月7日
- 理事長柴山によるYouTubeチャンネル「柴山先生のデンタル美容club」がスタート - 2024年3月26日
口元が前に出っ張っている状態を表す「口ゴボ」。
日本人には比較的よく見られる症状ですが、口を閉じた状態でも顔の下半分がもっこりとした印象になるため、横顔が気になる方もいるのではないでしょうか?
顔の美しさに決まったルールはありませんが、一般的に整った横顔の定義とされる「Eライン」よりも唇が前に出ている状態が「口ゴボ」と言われ、自力で治すことは難しいとされています。
しかし、歯並びを治すことで口ゴボの症状を改善できる可能性があります。
歯科矯正を通じてどのように口ゴボを改善できるのか、その方法を詳しく解説していきますので、お悩みの方はぜひ最後までご覧ください。
【この記事の結論】
- 口ゴボの原因は顎骨だけではない
- 出っ歯を治すことで改善できる口ゴボがある
- 口ゴボを治すための歯列矯正は抜歯が必要
目次
口ゴボ(くちごぼ)とは
口ゴボとは、口元が前方に出っ張っている状態を指します。
医学的な正式名称ではありませんが、最近ではSNSなどでも広く認知される名称になりました。
一般的には、上顎が前方に突出している「上顎前突」、下顎が後退している「下顎後退」、上顎と下顎の両方が突出している「上下顎前突」のことを言うことが多いですが、口を閉じたときに口元が前に出ていれば口ゴボであると言えます。
口ゴボは横顔の美しさを測る「Eライン」のバランスからはみ出した状態で、定義的には「美しくない状態」となります。
口ゴボの原因は歯並びの悪さ?
すべての症状が当てはまるわけではありませんが、口ゴボの原因の一つとして、歯並びの悪さ(出っ歯)が挙げられます。
顎が小さく、歯が並ぶスペースが足りない場合、歯は外側に向かって斜めに生えていきます。
上下の前歯が斜め前を向いて出っ歯になってしまい、口を閉じてその歯を唇が覆うと口ゴボになります。
つまり、矯正によって歯を移動させて、斜めになった歯が適切な位置に戻れば、口ゴボが改善されることになります。
口ゴボを治すのに最も適した矯正方法
歯を抜いてきちっと歯が並ぶスペースを作らなければ、適切な位置には収まりませんので、ほとんどの場合が歯を抜いてワイヤー矯正をすることになります。
また、口ゴボの原因となる「出っ歯」を後ろに下げるためには、しっかり力をかける必要があるので、骨にピン(アンカースクリュー)を固定して引っ張ります。
ですので、口ゴボを治すためには抜歯をして、アンカースクリューを使ったワイヤー矯正が一番適しています。
表側矯正とは
一般的に広く知られている歯列矯正が「表側矯正」です。
歯の表側にブラケットと呼ばれる矯正装置を取り付けて、それにワイヤーを通して少しずつ歯並びを整えていく方法になります。
大きく力をかけて動かしていくので、マウスピース矯正(インビザライン)での治療は難しいです。
また、すべての口ゴボが歯列矯正で治せるわけではありません。
歯の角度が斜めになってたり、がちゃがちゃしてる人は抜歯矯正で治すことができますが、歯が上下とも綺麗に並んでいて上顎と下顎の両方とも前に出ている人は、歯並びではなく顎骨に問題がある場合があります。
こういった口ゴボを治したいときには、矯正歯科ではなく美容外科への相談が必要です。
また、唇の厚みなど歯や骨以外に原因があるような場合も、美容外科への相談になります。
口ゴボの原因となる前歯(出っ歯)を治した症例
非抜歯や前歯だけの部分矯正で治せないのか
出っ歯を治すには、前に出ている歯を後ろに下げる必要があります。
歯の生えている角度を変えるだけではなく、歯の位置自体を後ろに下げるのです。
後方に移動できる歯の距離は日本人の小さな顎で2〜3mm程度と言われ、アンカースクリューというネジを骨に固定して、それを柱として引っ張ることで動かしていきます。
抜歯が必要なのに抜歯しなかった場合どうなるかというと、さらに出っ歯になってしまったり、歯周病のリスク、咬み合わせの問題に発展したりするので、適切な治療を受けるようにしましょう。
口ゴボを引っ込める矯正の費用と治療期間
口ゴボを引っ込めるために出っ歯を矯正する場合、一般的なワイヤー矯正と原理は同じです。
表側矯正による費用の目安
- 軽度の症例: 約40万円から70万円程度
- 中度の症例: 約70万円から120万円程度
- 重度の症例: 120万円以上が一般的
これらの費用には、初診料、診断料、ブラケットとワイヤーの材料費、定期的な調整料などが含まれます。
出っ歯による口ゴボを治すには、追加で抜歯が必要になる可能性が高いので、その場合は別途費用が発生することがあります。
表側矯正による治療期間
- 軽度の症例: 約1年から2年
- 中度の症例: 2年から3年
- 重度の症例: 3年以上
治療期間は、患者さんの口腔内の状態や矯正の進行具合によって変わります。
出っ歯の程度によっては、予想される治療期間が長くなる場合もあります。
これらはあくまでも一般的な目安であり、実際の費用や治療期間は担当の歯科医師と相談が必要です。
また、クリニックによって価格設定や治療方針が異なるため、具体的な費用や期間については治療を受ける歯科医院に直接確認してください。
アニバーサリーデンタルギンザの表側矯正は、税込1,210,000円で行っております。
詳しくは施術詳細ページをご覧ください。
口ゴボが気になったら鏡で歯をチェックしてみよう
自分の顔が気になったとき、まずは美容整形を一番に思い浮かべる方が多いですが、実は違う解決策があることも知っておくと良いでしょう。
出っ歯による口ゴボを歯列矯正で治せる場合、期間はかかりますが、骨を切る必要もなく咀嚼や滑舌も同時に解決できます。
口ゴボで悩まれている方は、どうやったら自分の口ゴボが治るのか、どこに相談に行けばよいか分からない方もいることでしょう。
アニバーサリーデンタルギンザのカウンセリングにお越しいただければ、お口の状態を確認し、過去の症例実績と照らし合わせながら診断することができます。
自分の悩みを矯正で治せるのか知りたいという方は、ぜひ当院までご相談ください。
運営参考サイト一覧
「ドクターコラム」では信憑性と正確性のある情報をお届けするため、下記サイトを参考に記事を作成しています。
この記事を監修した医師
アニバーサリーデンタルギンザ
医療法人社団フェイス会 理事長
柴山 拓郎医師
関連コラム
歯列矯正・ホワイトニングについては、
アニバーサリーデンタルギンザまでお気軽にご相談ください。
0120-666-842
お電話受付は夜20:00(金曜日は19:30)まで
対応しております。