表側矯正
【芸能人も選ぶ】白いワイヤー矯正のメリットとは？
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テレビなどで芸能人の顔のアップが映ったとき、よく見たら白い矯正をしていた、ということはありませんか？
歯列矯正といえば、一般的に銀色のワイヤーを使って治療しますが、ワイヤーは銀色以外に白いものも存在します。
白いワイヤー矯正の注目度は高まっていますが、単純に銀色のワイヤーを白に変えれば良い、ということではありません。
この記事では、白いワイヤーで矯正を行った芸能人の紹介と、白いワイヤーの事実、矯正治療におけるメリット・デメリットを解説していきます。
【この記事の結論】
- 白いワイヤー矯正は治療中も装置が見えづらい
- 白いワイヤーで矯正すると治療期間が伸びる場合がある
- 最短で矯正を終わらせたい方には、通常の銀色のワイヤーがお勧め
目次
目立たないワイヤーを使った「白いワイヤー矯正」とは
一般的な矯正治療で使われる銀色のワイヤーと違い、白いワイヤー矯正は歯と同化して見えるため、装置が目立ちにくいというメリットがあります。
そのため、歯列矯正をする芸能人にも選ばれています。
白いワイヤー矯正をした芸能人
ここからは白いワイヤー矯正を行った芸能人をご紹介します。
Niziu マコさん（アイドル）
NiziUのマコさんはデビュー前から歯列矯正を行い、2021年にはすでに矯正が終わっていたと言われています。
オーディション番組「Nizi Project（虹プロ）」出演時の映像では、目立ちにくい白いワイヤー矯正をしている様子が残っています。
番組の最後の方では矯正装置も取り外され、美しい歯並びが完成していたので、番組スタート時点で矯正は最終段階だったのではないでしょうか。
今では笑顔が自信に満ち溢れていますね。
出典：Instagram
前田 敦子さん（女優）
元AKB48の前田さんはもともと歯並びは悪くありませんでしたが、口の中の凹凸が気になって矯正したと言われています。
AKB時代に「生まれてから一度も虫歯になったことがない」と自慢していた前田さんは、矯正中も虫歯にならなかったそうです。
2015年9月にX（旧Twitter）の投稿では、歯に白いワイヤーの矯正装置をつけている笑顔の前田さんが映っています。
出典：X（旧Twitter）
おぎやはぎ 矢作 兼さん（お笑い芸人）
矢作さんは芸能人の中でも歯列矯正をしたことで有名な方です。
2010年から前歯の矯正を始めた矢作さんは、当時のテレビ番組の映像で白いワイヤー矯正をしている姿が記録されています。
治療前は「二重歯列」といって、前歯が重なるように二列になっていたので、おそらく抜歯をして矯正したのではないでしょうか。
歯並びが整ったことで、より清潔感のある笑顔になっていますね。
出典：Instagram
千鳥 ノブさん（お笑い芸人）
歯列矯正していることをテレビで公表した千鳥のノブさん。
2021年12月17日に放送された「人志松本の酒のツマミになる話」で矯正装置を見せた際、映っていたのは白いワイヤー矯正でした。
ノブさんが矯正を始めたのは、なんと41歳になってから。
もともとひどい歯並びでは無さそうですが、歯医者さんに「下の歯が全部、寝そべる」と言われ、歯列矯正を余儀なくされたそうです。
出典：Smart FLASH
Hey!Say!JUMP 八乙女 光さん（アイドル）
人気アイドルグループ「Hey!Say!JUMP」のメンバーである八乙女さんは2015年頃から矯正治療を始めたそうです。
八乙女さんといえば、よく笑っている印象があり、矯正前は歯のデコボコもチャームポイントのひとつだったと思います。
治療中、当時出演していたテレビ番組で笑顔をみせた際に、上の歯に白いワイヤーの矯正装置をつけている様子が映されていました。
2017年には装置が外れていたので、2〜2年半程度で治療が完了したのではないでしょうか。
八重歯が好きだったファンも多かったようですが、今ではきれいな歯並びになっていますね。
出典：Instagram
矯正治療で使う白いワイヤーの事実
※写真の上は白色、下は一般的な銀色のワイヤー
矯正で使われる白いワイヤーは当院でも取り扱いはありますが、お勧めしていません。
実は白いワイヤーというのは通常使われる銀色のワイヤー、例えばステンレススチールやニッケルチタンなどの素材に対して、何かしら白いものを張り付けて加工した状態なんです。
素材に加工をしているので、本来の銀色のワイヤー（メタルワイヤー）の能力からは劣ってしまいます。
一番劣るのは、摩擦抵抗が出やすくなってしまう点です。
矯正をするときにポイントとなるのは、装置の中をワイヤーがスルスルと動くこと。
メタルワイヤーを使用する場合は、無駄な力が発生しないので歯が動きやすいのですが、白いワイヤーでは装置の中で摩擦抵抗がおきて動きが悪くなります。
また、白いワイヤーは注目度は高いのですが、まだまだシェアが少ないため、各メーカー全種類揃っているわけではありません。
そうすると、治療の段階で「今この種類のワイヤーが最適だな」と思っても、使えないことが出てきてしまうんです。
当院では、白いワイヤーを使うと、銀色のワイヤーで矯正するよりも20％くらい治療が終わるのが遅くなりますよ、とお伝えしています。
ただ、細いワイヤーの場合は摩擦抵抗が起きにくいので、細いワイヤーを使える治療の段階であれば、白いワイヤーでもあまり影響を受けないときがあります。
どのタイミングで白いワイヤーが使えるかを矯正医がしっかり判断して、最適な提案をしていく必要があるということです。
矯正医は患者さんの歯の状態に合わせて「◯ヶ月目はこういうふうに動かそう」という意図のもとに、段階ごとにワイヤーを選択しています。
選択肢の広さは治療にとって重要なので、最短で終わらせたい場合は、やっぱり一般的な銀のワイヤーがお勧めです。
白いワイヤー矯正のメリット・デメリット
白いワイヤー矯正のメリットとデメリットについて整理していきましょう。
白いワイヤー矯正のメリット
目立ちにくい
白いワイヤーは歯の色に近く目立ちにくいため、銀色のワイヤーよりも自然に見えます。
金属アレルギーがある人でも使える
金属製のワイヤーにアレルギー反応を示す人でも、使用できる可能性があります。
白いワイヤー矯正のデメリット
摩擦抵抗によって治療が遅れる
銀色のワイヤーに比べて白いワイヤーは摩擦抵抗が大きいため、歯を動かしにくく、治療期間が長引くことがあります。
治療の選択肢が狭まる
治療の段階によっては、使えるワイヤーの選択肢が狭まり、結果的に治療の遅れにつながることがあります。
コストがかかる
銀色のワイヤーに比べて、白いワイヤーのほうが高価になります。
白いワイヤー矯正の症例ビフォーアフター
白いワイヤー矯正の費用と治療期間
治療の内容や症例の複雑さによって異なりますが、一般的には以下のようになっています。
白いワイヤー矯正の費用の目安
- 軽度の症例: 約40万円から70万円程度
- 中度の症例: 約70万円から120万円程度
- 重度の症例: 120万円以上が一般的
これらの費用には、診断料、ブラケットとワイヤーの製作費、定期的な診察料などが含まれます。
ただし、クリニックによって価格設定は異なるため、具体的な費用は治療を受ける歯科医院に直接確認してください。
白いワイヤー矯正の治療期間の目安
- 軽度の症例: 約1年から2年
- 中度の症例: 2年から3年
- 重度の症例: 3年以上
治療期間は、患者さんの歯の状態や矯正の進行具合によって変わるため、これらはあくまで一般的な目安です。
実際の治療期間は、担当の歯科医師との相談の上で決定されます。
アニバーサリーデンタルギンザでは、表側矯正の治療経過の途中で白いワイヤーへの対応を行っております。
当院の表側矯正は、税込1,210,000円で行っており、白いワイヤーについてはカウンセリングの際にご提案させていただきます。
白いワイヤー矯正は治療経過で使い分ける
白いワイヤーは見えづらいため、表側矯正で治療する場合は利用したいと考える方が多いかもしれません。
ですが、治療段階の中で、最適なワイヤーがあるとは限りません。
早く矯正治療を終わらせたい方には、銀のワイヤーを用いた矯正治療がお勧めです。
早く治療が終わればその分、装置自体を早く取れることにつながります。
アニバーサリーデンタルギンザは、3,000以上の症例によって裏付けられた治療メソッドを提供しています。
歯列矯正に興味がある、どんな治療方法が自分に合っているのか知りたいという方は、ぜひ当院までご相談ください。
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この記事を監修した医師
アニバーサリーデンタルギンザ
医療法人社団フェイス会 理事長
柴山 拓郎医師
